薪ストーブのメリット
昨日は薪ストーブのデメリットその①を書きました。
今日はメリットその①を書きたいと思います。
デメリットを先に書きましたが、私は薪ストーブは本当に素晴らしいものだと思っています。
デメリットはたくさんありますが、私は薪ストーブが大好きです。
そして、薪ストーブの最大のメリットは、とにかく暖かいということです。
「そんなことは分かっている」という声が聞こえてきそうですが、とにもかくにも薪ストーブの魅力はその暖かさです。
そしてその暖かさは、とても優しく、心を安心させ、なおかつ体の芯から暖めてくれます。
暖かさの質が違う
石油ストーブはすぐに着火し、あっという間に部屋は暖まりますが、その暖かさは表面上のものに過ぎず、ストーブを切るとすぐに部屋はどんどん冷えていき、暖かさはほとんど残りません。
これは薪ストーブのデメリットにもなり得ますが、薪ストーブは部屋が温まるまでに多少時間はかかりますが、(まずは巨大な鉄の塊を温めなければならない為)薪が消えても、部屋には暖かさが長く残り続けます。
何故なら薪ストーブは、建物自体を暖めてくれるからです。
家自体が暖まるので、火が消えてもそう簡単には冷えません。
そしてその暖かさの持続性は、建物だけにとどまりません。
体自体も肌の表面だけでなく、芯から暖めてくれるので、優しく心地の良い暖かさを感じます。
気持ち悪くならない
私は石油ストーブやエアコンで、ガンガンに暖めた部屋にいると、気持ち悪くなってくるのですが、薪ストーブの場合はそうなりません。
北海道の家はFF式ストーブがほとんどなので、排気は外で行われているのですが、それでも気持ち悪くなってきます。
我が家の薪ストーブ近くは、30℃を超えています。
かなり大きめの薪ストーブを入れたので、適正温度で焚くとどうしてもかなり暑くなってしまいます。
しかし、それでも気持ちが悪くなったりすることはなく、優しい暑さと言っても良いかもしれません。
自然な暖かさ
このように、薪ストーブが暖かいといっても、一言で片づけてしまえる暖かさではありません。
勿論その暖かさの質を感じられることが前提ですが、人間のDNAに刻み込まれているであろう火への尊敬や恐れは、本当は誰しもが持っているものだと思います。
なので、薪ストーブや焚火を前にすれば、きっとその暖かさの違いに、多くの人が気付くと思います。
この「人工的でない太陽のような暖かさ」
これこそが薪ストーブの最大のメリットだと私は考えています。
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