FF式ストーブ
皆さんはFF式ストーブなる物を知っていますか?
私は北海道に移住を考えるまで、その存在を知りませんでした。
FF式ストーブとは、写真のようなストーブです。
灯油を燃料とし、それを家の中で燃やして部屋を温めるストーブです。
それだけ聞くと、よくある普通のストーブやファンヒーターと呼ばれるものと同じですが、大きく違う点が一つあります。
それは、燃焼に伴うガスの排気を「排気筒」を使って屋外に排出する仕組みがあるということです。
なので、写真の様な「排気筒」がストーブには接続されています。
そして、外壁には「排気口」が付いています。
つまり、設置の際は、壁に穴をあけなければなりません。
そして、穴をあける際に注意したいのが、雪が積もるよりも高い位置に開けるということです。
さもないと、大雪が降った際に、排気口が雪で塞がってしまい、ストーブの安全装置が働いて、ストーブが止まってしまうのです。
設置は業者に頼むのが一般的ですが、そういったことを考えない人も中にはいるらしいので、注意してください。
灯油の補給
そして、各家庭には、こういう灯油タンクが屋外に設置してあって、そこからストーブに燃料を補給します。
ちなみにタンクへの灯油の補給は、灯油を扱っている業者に頼むのが一般的です。
一か月に一度、灯油を積んだ車が回ってきて、ホースノズルで補給してくれます。
しかし、それは決してサービスではなく、手数料が灯油に上乗せされます。
なので、節約したい方は、自分で灯油をスタンドで買ってきてタンクに入れますが、かなりの手間なので、やっている人は少数派だと思われます。(特に雪が積もる厳寒期)
光熱費
昨日は桜が咲いた記事を載せましたが、
今日は再び寒くなり、私の家はFF式ストーブをつけています。
しかも朝晩だけでなく、昼間もです。
暑さ寒さの感じ方は人によると思いますが、気温は、私が直前まで住んでいた関東の冬と同じくらいです。
場所によっては雪まで降っています。
最近は灯油の値段がどんどん上がっています。
北海道に移住することを考えている方は、光熱費がものすごくかかるということだけは覚悟しておいた方が良いです。
正直、そこの話をきちんとしてくれる移住相談窓口や記事はあまりありません。
なので、土地や家、家賃が安いからといって、安易に移住してしまうと、恐ろしいことにもなりかねないので気を付けてください。
田舎は価格競争もなく、基本的には都会よりも物価は高いです。
最近はオンラインで物も買えますが、灯油の様にネットで買えない物は、その土地の言い値で買うしかありません。
その辺りの情報も、今後伝えていきたいと思っています。
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