冬季うつ
皆さんは「冬季うつ」というものをご存知ですか?
簡単に言うと、冬場日照時間が減少し、日にあたることで生成されるセロトニンが減少し、うつ病のような状態になってしまうことです。
北海道に住む場合は、この「冬季うつ」に注意が必要です。
なぜなら、「とにかく雪が多く、暗い日が多いから」です。
雪が多いということはそれだけ曇天です。
ただでさえ冬場は日照時間が短くなるのに、北海道では昼間日が出ず、雪が降り続きます。
雪の降り始めの期間に太陽を見ることはまれです。
なので11月から1月にかけては日中ほとんど曇り空で、雪が昼間でも降り続きます。
※2月くらいになると、放射冷却のせいで気温はぐっと下がりますが、日中太陽が出ることも多々あります。「太陽が出ているのに、雪が降っている時よりも寒い」という内地の人間には慣れない現象です。
なので、もともとうつ病や気分障害を患っている人は要注意です。
日の力は意外と侮れず、かなり影響されます。
東北や日本海側も冬は暗く影響があるようですが、北海道もそういった影響のある地域に含まれることは間違いないと思います。
私の出身の関東では、冬でも晴れる日は意外とありますし、冬季うつを気にしたことはほとんどありませんでした。
しかし、北海道に移住してから冬、特に雪が降り始める11月、重い湿った雪が積もる12月は、よりそういった気分の落ち込みを感じるようになりました。
冬季うつライト
そういった冬季うつの予防や改善にとても有効なものがあります。
それは「光療法ライト」です。
私がこのライトの存在を知ったのは、「北欧の白夜の地域では必需品となっているライト」ということを何かで見たためです。
冬の間は朝日を浴びることができないので、こちらのライトを浴びて、体内時計を調節したり、セロトニンの量を増やしているそうです。
値段もかなりしますが、効果はてきめんな様です。
高額商品なので購入は躊躇しますが、うつ病になり、精神科の病院に通うことを考えたら決して高い買い物ではないでしょう。
断トツでこちらのライトが群を抜いて評価が高いのは、その効果と性能が確かな証拠と言えます。
他にも手ごろな値段で評判が良い光療法ライトはありますので、ぜひ参考にして貰えればと思います。
低気圧に弱かったり、感覚器官が敏感だったり、そういった繊細な感覚をお持ちの方はこういったライトを持っていても損はないと思います。
怖い冬季うつ
いかがだったでしょうか?
冬場のイライラや意欲低下、さらにはうつ病に近い状態までなってしまうことのある冬季うつ。
北海道や雪深い地域に移住する際は、ぜひともそういった現象に悩まされる可能性があるということを頭に入れておく必要があると思います。
そしてもしそういった地域に住むことになるのであれば、それを考慮した生活を送っていかなければなりません。
陽の光が無くなると、ここまで影響されてしまう人間は、やはり自然の一部です。
人間の培った技術で作られたライトや、冬季うつを防ぐための食生活で厳しい冬を乗り切っていってください!
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