除雪道具「スノーダンプ」
北の大地での冬の暮らしは「雪」と「寒さ」との闘いです。
この二つを制することができれば、暮らしもぐっと楽になり、定住も可能になります。
今回はその「雪」と対峙するには欠かすことのできない道具「スノーダンプ」を紹介します。
雪かきをするための道具はいくつか種類がありますが、その中で一番強力なのは除雪機でしょう。家庭で持っている人も多く、北国では必需品と言ってしまってもいいくらい便利なものです。
しかし、値段もかなりする為(物に寄りますが、新品で15万くらい、中古でも6万くらい)、我が家では導入しておらず、もっぱら人力の「スコップ」と「スノーダンプ」を使用しています。
最初はスコップだけで何とか切り抜けようと思っていましたが、北国の雪はそんな生半可なものではありません。
スノーダンプを使わないで雪かきをすると、それだけで1日が終わってしまうほど、雪の量が多いです。
逆に言うと、スノーダンプがあれば雪かきを短時間で終わらすことも可能です。
スノーダンプの使い方
スノーダンプの使い方は簡単です。
ブルドーザーのように雪をすくい、そのままダンプを押して捨て場所まで持っていくだけです。
スコップで1か所にまとめて、その後にダンプで片づけるといったやり方も有効です。
スノーダンプでは結構な雪の量をすくうことが出来るので、運ぶときにそりのように滑らすことはできますが、意外と力が必要です。
特に湿って重い雪や、氷のように固まった雪は注意が必要です。
雪かきは氷点下の中重労働をすることになるので、腰や背中を痛めないよう気を付けなければなりません。
楽に除雪を行うコツとしては、朝早くや降り始めなど、雪が柔らかく軽い時に行えば、幾分楽になります。
しかし、雪かきに裏技的なものは存在せず、時間をかけ雪を片付けていくしかありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
上記で述べたように、私は最初スノーダンプを導入していませんでした。
その理由はずばり「格好悪い」といった理由でした。スノーダンプのそのカラフルな見た目と存在感は、「ナチュラル暮らしを目指す私には似つかわしくない」などとのたまわっていたからです。
後は、除雪の道具は意外に安くないので、雪に悩まされたことのない私はそういったものにお金を支払うという感覚があまりなく、ケチってしまったところもあります。
しかし、そんな理由で乗り切れるほど北国の雪は甘いものではありません。
なので、皆さんも変なプライドは捨て、除雪道具は素直に買ってサクサクと雪かきを終わらせてしまいましょう(笑)
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