堆肥完成
随分前に廃材にて生ごみコンポスト1号機を作り、堆肥を作り始めました。
1号機などと言っていますが、ただの箱で、その中に生ごみを投入できるようにしただけです(笑)
その後、コンポスト2号機を作り、1号機の方は生ごみの投入を止め、そのまま放置しておりました。
最近中身はどうなっているか、見てみたところ……、
見事な堆肥になっていました!
卵の殻や、手羽先の骨などは分解されずに残っていますが、野菜くずなどは見事に分解され、
「フワフワのサラサラの堆肥」になっていました。
微生物さんたちありがとう!感謝!!
注意点①
生ごみコンポストを作る際はいくつか注意点があります。
まず、「生ごみだけではいつまで経っても堆肥にはならない」
ということです。
生ごみだけだけではただ腐っていくだけで、微生物による分解が進みません。勿論長く時間を掛ければそのうち土にかえるでしょうが、とても時間がかかります。その間臭いもし続けます。
私の場合は、薪をチェーンソーでこしらえた際に出た木くず(おが粉)を大量に投入しましたが、それがとても良かったようです。
乾燥した木くずは、生ごみの余分な水分も吸収してくれるのでとても良いようです。
今生ごみを投入している2号機には、木くずではなく、落ち葉を入れてみたので、どうなるか楽しみです。
注意点②
次の注意点は、「生ごみを投入し続けない」ということです。
分解するには、時間がかかります。分解されるより前に、次から次へと生ごみを投入してしまっては、分解が追いつきません。よっていつまでも生ごみのままです。ただ、異臭がするだけで堆肥には変わりません。
なので、コンポストを2つ以上用意し、生ごみを入れない期間を作るのが良いです。
よくテレビや本などでは、
「生ごみはとても細かくしてからコンポストに入れること」
と言っていたりしいますが、毎日毎食のように出る生ごみを細かくちぎったり、砕いたりするのはとても労力がいるので面倒になってしまい(少なくとも我が家はやりたくない)、コンポスト自体をやめてしまう可能性があります。
しかし、放置しておく時間を長く持てば、多少大きくてもきっちり分解してくれます。
我が家は投入した際や、暇なときに、大きいシャベルでザクザクと刻むようにかき混ぜるくらいです。
先がとがっているシャベルの方が、野菜くずを刻む際に便利です。
1日1回かき混ぜた方が良いようですが、そんなに律義にかき混ぜなくても意外と大丈夫だったりします(笑)自然の力は偉大です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
コンポストを作る際に、あまり言われてない実践的な注意点をまとめてみました。
生ごみは放置しておくだけでは、堆肥にはなりません。
生ごみ発酵促進剤というものもあるので、こういったものを使うとより早く発酵が進むので、臭いなども抑えられます。
庭にコンポストを置くスペースが無かったり、庭に置くと見た目が気になる方は家の中で使える出来のコンポストもあります。
中には、野菜くずや草など臭いのしない物や分解しやすいものは外のコンポスト、そして魚の骨や卵など分解しにくいものや臭いのするものは電気のコンポストなど使い分けている強者をいます。
スタイリッシュで、優秀なコンポストがパナソニックから出ているので試してみても良いかもしれません。こういったコンポストに、自治体によっては補助金が出る所も意外と多いです。
生ごみを利用した堆肥は栄養がとてもあり、エコなので、ガーデナーや花好きの方にはぜひ試して頂きたいです。
土が駄目だと花は本当にうまく育ちません。美味しい土を作ってぜひお家を花いっぱいにしてみてください!
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