移住して1年半が経ち思うこと。誰も言わない北海道移住の不都合な真実 その3(仕事・文化編)

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不都合な真実 その3

引き続き誰も言わない北海道移住の不都合な真実 その3です。

今回は仕事と、田舎特有の文化について触れていきたいと思います。

コロナ禍の為、テレワークなどのオンラインで仕事を完結することができ、移住の機運が高まってきているようです。

一方でテレワークなどに移行できない人も数多く存在し、移住してその土地の企業や自治体で仕事を新たに始めることになる人も多いはずです。

そういった就業、仕事の不安は、やはり移住の一番のネックになってくると思います。

そして、田舎での就業は、皆さんがご想像の通りとても大変です。

「仕事はある」の落とし穴

移住相談などを行うと、必ず、

「仕事はありますよ」

と言われます。

しかし、ここには大きな落とし穴があり、自分がやりたい、もっと言えば、やっても良いと思えるような仕事があるかどうかは分からないということです。

そこには、職種だけでなく、給料、待遇、場所、などが含まれます。

都会や大きい市や町であれば、何とか妥協できる仕事を、自分の家の周辺で見つけることもできるでしょう。

しかし、それが小さな町や村だったりすると、状況は全く違います。

特に北海道の田舎だとなおさらです。

職種も、農業、酪農、林業に偏っています。

さらに、農業に至っては年間を通じて雇用はなく、冬季は仕事がありません。そして、その冬はとても長いです。

なので、冬の間は除雪のアルバイトをするなどしている農家の方や非正規雇用の方はとても多いです。

週休二日の企業など稀ですし、未だに正社員でありながら日給の企業も少なくありません。

そして、田舎は知り合いの間で仕事の話がまとまっていたりして、応募をしても既に決まっているケースまであったりします。

唯一まともと言われる給料を貰えるのは、役所などで働いている地方公務員です。

しかし、これまたコネを使って採用された職員も多く、よそから来た人間はとても苦労します。

その他にも、冬の間の通勤は本当に苦労します。

朝早く起きて除雪を行わなければならなかったり、例え吹雪でも出勤しなければなりません。

ホワイトアウトの中運転をし、脇の側溝に落ちてしまっている車もいたりしますし、冬の間交通費の足が出ても、バスを使って通勤している人もいます。

このように、仕事をするということに対して、物凄くハードルが上がるということを覚悟しておいた方が良いです。

田舎特有の文化

田舎には戦前、戦中か?と思ってしまうような文化がやはり未だに残っていたりします。

例えば「隣組」のような、「班」や「区」、というものです。

順番で「班長」なるものが必ず回ってきますし、「班費」、「区費」という名の「飲み会費用」を徴収されたりします。

この会費を調べてみると、場所によって値段がだいぶ違うようです。安い地域では年間5千円前後のところもあるようですが、私の住んでいる地域では2万円近く取られます。中にはもっと高い所も多く存在します。

「女性係」のような、ジェンダーレスの時代とは程遠いものが存在したり、もはや死語の「町の名士」と言われる人が幅を利かせていたりもします。

そして何をするにも、そういった人たちにお伺いを立てたり、許可を取らなければならなかったりします。

こういった「文化のガラパゴス化」状態が、北海道だけでなく田舎のあちこちで、たくさん存在しています。

そして、さらに問題なのが、

「そういったネガティブなことは一切ありません」

と移住のうたい文句にしている自治体が存在しているということです。または、ネガティブな点として、そういったことをつまびらかにしていない点です。

その理由は、あまりにその文化に適応しすぎていて、それが「異常、変、大きく違う」ということに気づいていない点や、他のネガティブなことにも共通するように、そういったことを言ってしまうと決して移住者は増えないからということです。

ただ、例え移住者を招き入れたとしても、全てが上っ面や付け焼刃であることなどすぐにばれます。

そういった点に気づき、短期間(数か月)で出て行ってしまう人も本当にたくさんいます。

そして、自治体は、何が悪かったかを省みることはなく、「その人にはこの土地が合わなかったのだろう」で済ませてしまいます。

実際、私の住んでいる地域でも、移住者は残っている人よりも、出て行ってしまう人の方が多いという数字がはっきりと出ています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

仕事と文化は、人が生活していく上で密接にかかわっていく重要な点です。

この部分が満たされないと非常に不満がたまっていきます

ストレスをため込み、寒い気候がより体調を悪化させるということもあります。

先述したように、見切りをつけて出ていく人の話が後を絶ちません。

い続けられるのは、耐えることに慣れた人たちや、自分たちに被害が及んでいない人たちかもしれません。

人間、自分が魅力的だと思ったことには、どうしても盲目になったり、自分にとって都合の良いように解釈してしまうことがあります。

移住に関していえば、素敵な環境の土地、家を見つけた時、そうなってしまいがちです。

しかし、人生の重大な決断の移住、特に大きく文化や環境の違う土地への移住に関しては、慎重に判断することお勧めします。

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