移住して1年半が経ち思うこと。誰も言わない北海道移住の不都合な真実 その1(雪・除雪編)

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移住して1年半

私たち家族がとある北海道の田舎に移住して1年半が経ちました。

ようやく空き家の修繕などもひと段落し、これからまた新たなスタートを切ろうかという所です。

HSP犬も極寒の地に連れてこられてしまったにもかかわらず、大病もせず(お腹は壊してしまいましたが)、とても元気に毎日を過ごせていることに心から感謝しています。

ここで移住して一年半経った今の心持ちと、下見などで来ても、移住支援職員や、住んでいる人が決して口にしない不都合な真実を、何回かに分けて、つらつらと書きとめようと思います。

「移住」、特に雪深い北海道の田舎に移住しようと思っている方の参考になればと思っています。

最初は楽しい

移住すると、最初はとにかく楽しいです。

何故なら様々なことが新鮮だからです。

正直旅行と変わらないくらいです。

特に関東圏から移住した我々にとって、北海道は異国の地のようなものです。見るもの聞くもの新しいといった感じです。

北海道の最大の手間「除雪」や、外にいられないくらいの真冬の「寒さ」も、「楽しい」「新鮮」で乗り越えられます。

しかし、2年目の冬ともなると、もはやそういった乗り切り方は難しいです。

ひとことで言うと、とにかく、「冬はヤバい」です。

寒さはもとより、除雪の手間は半端ではありません。

特に、一戸建ての家はかなりの範囲の除雪を必要とします。

ひょっとしたら、雪の降らない地域の人は、

「雪かきをしたらその辺に積んでおけばいいでしょう?」

と思うかもしれません。

しかし、それはかなり甘い考えです。

何故なら、関東などと違って、北海道の雪は冬の間全く解けません

それどころか、毎日、毎日、尋常でない雪が降ります。なので、雪かきをした雪を適当なところに積んでおくわけにはいかないのです。

次の日どころか、その日のうちにまた雪かきをしなければならない程の雪が降るほどです。

そして、雪かきをして積んだ雪山はすぐに高くなるので、もうそこには雪を積んでおくことはできません。

幸いにも我が家は大量に薪を摘んで置けるくらいの庭があるので、ある程度は雪も庭に積んでおくことはできます。

しかし、それでも最低限(玄関前、車の周辺、薪を取りに行くための通路)の雪かきした分しか積んでいないにもかかわらず、上に乗せ続けるのは不可能なほど、うず高くなってしまうのです。

勿論田舎なので、ポツンと一軒家のような家もたくさんあり、そういった家は雪の捨て場所にも困らないかもしれません。

しかし、町中や敷地が狭い家は、流雪溝といった、雪を捨てる排水溝のようなところに流したり、除雪業者にお金を払って除雪をして貰い、その雪を捨てに行ってもらわなければなりません。

除雪の費用は敷地の広さや業者によって様々ですが、町営住宅のような狭い敷地で、一冬3万円ほどとの話を聞きました。

札幌などでは、除雪は回数制の所も多く、11回で3万4千円とのニュース記事が出ていました。

なので料金は、地域によってまちまちだと思います。

その値段が高いか安いかは人それぞれでしょうが、私は「高い」と思ってしまいます。(我が家は業者に頼んでいません)

寒さと除雪

北海道の自然の豊かさや、雪の綺麗さに憧れて移住する人はやはり一定数います。

しかし、旅行で来るのと、そこで暮らすのは大違いです。

暮らしの大変さも、ホテルや旅館に短期間泊っただけでは何も分かりません。

正直それらだけで乗り越えることができないほど、寒さ、除雪は厄介です。

私たちの家は、今回の冬から薪ストーブを導入したおかげで、寒さに関してはそこまで苦痛を感じませんでしたが、除雪に関しては、「もううんざり」といった気持ちになりました。

それほど除雪は面倒で手間を感じさせるものです。

私などは写真を撮るために、発展途上国をいくつか回り、不便な暮らしを経験していますが、それでも手間の無い関東での暮らしが恋しくなりました。

一戸建ての家だからいられる

私たちは空き家を購入し、出来るだけ理想に近い形に近づけるために、かなりの修繕をしました。

おかげで時間やお金、手間はかかりましたが、居心地が良いと思える空間になったと思います。

なので、コロナ禍や、雪に閉ざされる真冬のおうち時間もさほど苦にはなりません。

しかし、これが、町営住宅やアパートでだったらどうでしょう?

自分の理想の空間に近づけるのにも限界があります。

さらにアパートに関して言えば、家賃は少し引っ込んだ関東圏の家賃とそう変わりありません。

町営住宅は家賃が安いだけが取り柄です。

水道管凍結防止の為、留守の間ですら、一日中ストーブを微小で焚いておく必要もあるなど、生活の為のランニングコストはかなりかかります

特に昨今の原油高により、灯油は1年半前私たちが最初に移住した時からだけでも、物凄く値段が上がりました。20年前くらいから比べると3倍近いでしょう。

北海道は輸送コストが高い為、ガソリン、灯油、ガスは本州より割高なのも見逃せません。

もちろん東京の狭くて、異常に高い家賃のアパートから比べれば、灯油、除雪代等を払ったとしても、まだ金銭的にはましかもしれません。

しかし、外での活動は当然かなり制限されています。

スキー、スノーボードのウインタースポーツをやらないのであれば、真冬は外で出来ることはありません。

どこかに行きたいと思ったら、都市部か観光地に行くしかありませんが、場所にもよりけりですが、移動にはかなりの時間を要す上に、ガソリン代の高騰、路面の凍結、山間部の吹雪など、数多くのハードルがあります(メイン道路以外は除雪も行き届いていなかったりします)。

雪のほぼ降らない地域で育った方たちにとって真冬の外出は、「面倒」以外の何物でもないでしょう。

そしてなにより、

その真冬の期間が何か月も続くのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は主に、「寒さ」「雪」について書きました。

まだほんの一部ですが、さらにこの

「誰も語ろうとしない、北海道の田舎への移住の不都合な真実」

を、これから何回かにわたってお届けしようと思っています。

北海道の移住をしようとしている人に、少しでも参考になればと思っています。

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